ふぎと屋【溺書ブログ】

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【禍福は門なし】呉兢『貞観政要』(ちくま学芸文庫)読んでみた

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どーも、ふぎとです。
今日は呉兢『貞観政要』を紹介するよ。

 

貞観政要 (ちくま学芸文庫)

貞観政要 (ちくま学芸文庫)

  • 作者:呉兢
  • 発売日: 2018/01/26
  • メディア: Kindle
 

 


この本を知ったきっかけは「ダ・ヴィンチニュース」の
記事でした。僕にとっては『哲学と宗教』でおなじみ、
ライフネット生命創業者の出口治明さんが書いた、『貞
観政要』(角川新書)の紹介記事。
https://ddnavi.com/review/588473/a/

 

 


子どものころ『三国志』で中原を走り回り、また最近で
宮城谷昌光さんと一緒に春秋時代を駆け抜けた僕。一
目見た途端にビビっ、ときました。さっそく新書を購入
するも、「あっ、これちゃんとしたやつ読みたいわ」と
思い、ちくま学芸文庫の原文付き対訳本を入手。因みに
訳者は守屋洋さん。中国文学者として多くの翻訳を手が
けている方です。この人が書いた『孫子の兵法』も面白
かったのでオススメ。

 

孫子の兵法 (知的生きかた文庫)

孫子の兵法 (知的生きかた文庫)

 

 


さて、この『貞観政要』。一体これはどういう本なのか。
ざっくりと言えば、「"貞観の治"と言われるほど良い政治
をした王様の言ったこと、まとめてみました」って感じか
な。この「王様」というのは、中国は唐の2代皇帝である
太宗のこと。そして「まとめてみた」作者、呉兢は太宗よ
り一世代下の歴史家さん。「あの人、すごかったらしいか
ら調べてみよ」ってノリで編纂を始めたのかな。想像が膨
らみますね。


この本で一番ささったのは「禍福は門なし」の一言。これ
は「わざわいや幸運が入ってくる門があるわけではない。
それらは人の行いによって決まるので、普段から節度ある
生活を心がけるべき」という意味合い。これが事あるごと
に馴染みの海鮮居酒屋で散財してしまう僕みたいな人間に
はささりまくりでした。お魚おいしい。


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↑突然の飯テロ

 

珠玉の一言にめぐり会える1冊、試してみては。

貞観政要 (ちくま学芸文庫)

貞観政要 (ちくま学芸文庫)

  • 作者:呉兢
  • 発売日: 2018/01/26
  • メディア: Kindle
 


ではでは今日はこの辺で。ふぎとでした。